1. 街金やキャッシングの利便性とは
2. キャッシングを街金でおこなう前の審査
3. 街金でのキャッシングの金利を知ろう
4. 銀行カードローンと比較した際のメリット
5. 用途が自由なキャッシングの有難さとは

   

街金やキャッシングの利便性とは

日々の仕事から給料や収入を得て計画的にお金を使っている人であっても、予期せぬ事態から急遽お金が必要になり、尚且つ毎月の給料や収入では賄えないこともあります。無論、無駄な出費であれば話は別ですが、人付き合いなどで仕方のない出費は人生の中にかなりありますし、冠婚葬祭にまつわる出費も仕方がないものです。

このようなとき、預貯金があればそれを回すこともできますが、その余裕もない場合には誰かから借りることで乗り切るしか方法がありません。知り合いなどからも借りられない場合には、金融機関から借り入れするしか方法がないのですが、このとき頼っておきたいのがキャッシングであり、街金の存在です。

名称こそ様々ですが、今は多くの金融機関がキャッシングサービスを提供しています。銀行でもカードローンやフリーローンがありますし、クレジットカードにもキャッシング枠がついています。さらに消費者金融など街金とも呼ばれるノンバンク系の金融機関は、キャッシング専門のカードを発行して利用者が必要とするお金を用意してくれます。しかも、近隣にある銀行ATMやコンビニATMなどでもカードが使えるため、街金からキャッシングしたい場合には身近な場所で即座にお金を貸してもらうことができるのです。

急遽お金が必要になった事情にもよりますが、今日明日には用意しなければならないこともあります。極論で言えば1時間後までにお金を用意しなければならないようなこともあります。このようなシーンにおいても近所にあるATMでお金を引き出せるため、街金のキャッシングカードを持っておくメリットは大きいのです。

また、街金の中には指定した銀行口座への振込融資という形で、融資をしてくれるケースもあります。たとえば明日自分の口座から引き落とされるお金を入れておきたいというような場合に便利です。こうしたメリットや利便性があるため、お金が急遽必要になったときには街金のキャッシングを有効活用しましょう。
 

キャッシングを街金でおこなう前の審査

街金などの消費者金融でキャッシングを利用する場合、申し込みのあとに必ず審査があります。審査を通過しなければ融資を受けることはできないため、これが最も大切な行為とも言えます。

審査では本人確認書類や収入を証明する書類などはどこの業者であっても求められます。さらに電話による在籍確認もあります。そのほかに必要な書類などは業者ごとに異なりますが、すべての業者が返済能力を見極めるために審査をおこないます。

さらに個人信用情報機関などの個人情報も確認され、他社からの借り入れ状況や返済状況なども合わせて調べて、破産者や債務整理者などのいわゆるブラックや、多重債務者でないかどうかも調べます。そして、総合して返済が可能な申込者かどうかを見極めているのです。そのため、まずはここを乗り切ることを考えるしかありません。

審査に関しては基本的に申込者側でできる努力はほぼ何もありません。もちろん、どうしてもお金を借りたいのであれば、そのことをしっかり伝えるなどの努力はできますが、返済能力の有無は業者側がどう考えるかです。収入金額などは動かせないものですから、あとは業者側の裁量に任せるしかありません。そのため、審査結果が出るまでは静かに待つしかありませんが、街金のキャッシングに関する審査の場合、即日で審査結果を出してくれることも多いのです。

さらに早い場合、30分ほどで結果を出してくれる業者もあります。だからこそ、申し込みをおこなった業者で審査が通らなかった場合、ほかの業者に新たな申し込みを即座におこなうことも可能です。審査に落ちた場合、もうキャッシングの審査は絶対に通らないと誤解してしまう人もいますが、あくまでも審査の基準は業者ごとに異なります。そのため、最初に申し込んだ業者がダメでも、そのほかの業者ならば審査が通ることもあるのです。そういう意味でも即座に審査結果を出してくれる街金や消費者金融はありがたい存在です。

お金が必要なのは事実である以上、審査が通らなくても即座に次の業者への申し込みへと頭を切り替えてください。総量規制などの問題もあり、年収の3分の1以上は借りられないなどのルールもありますが、そのようなケース以外では審査をクリアできるケースが多いため、簡単に諦めずに頑張りましょう。
 

街金でのキャッシングの金利を知ろう

お金をキャッシング業者から借りる場合、当然ですが必ず返済があります。借り入れをおこなった翌月などから返済がスタートすることとなります。

また、その返済時には元本だけを返済するわけではありません。元金に対して金利がつくのです。そのため、お金を借りる以上、金利を無視するわけにはいきません。金利が高ければ高いほど毎月の返済額も大きくなっていくものです。逆に金利が低い条件で借り入れをすれば返済総額も安く済みますので、この点は重要視しておきたいものです。

また、金利は上限が決まっていますが下限は決まっていないため、それぞれの業者ができるだけお客さんを多くするためにと、金利を安くする傾向が今の金融業界にはあります。だからこそ、それぞれの業者の条件を吟味した上で、最もリーズナブルにキャッシングできる業者を探し出したいものです。

このような場合、その業者が街金や消費者金融ということもあります。銀行のほうが全体的に金利がリーズナブルに設定されていることが多いのですが、場合によっては街金や消費者金融のほうが低く設定されていることもあるのです。

そもそも、同じ金融会社であっても金利は融資残高によって決まることが多く、融資残高が高額なほど金利も低くなる傾向にあります。銀行であっても少ない金額の融資の場合には金利が高くつき、その金利を払うのであれば消費者金融や街金でお金をキャッシングしたほうがお得ということもあるのです。そのため、自分がどのような形でキャッシングやカードローンなどのフリーローンを利用するのかによって、ベストな金融業者が変わってくるというわけです。

このようなことも予め覚えておくと、いざ自分が返済する際の総額が相当変わってきます。金利が1％違うだけでも、その後の返済額は大きく違ってきますので、借り入れをおこなう段階で返済のことまで考えておき、金利優先の目線で業者をセレクトしましょう。金利は本当に幅があり、業者によって大きく違いますので、この点に注目した上で最もメリットの大きい業者を選択してください。
 

銀行カードローンと比較した際のメリット

お金を貸してくれる金融機関は今や世の中に数多くあります。そして、今はメガバンクなど大手都市銀行もカードローンとして、キャッシング用のローンを個人に対して提供しています。

こうした銀行カードローンはそれぞれの銀行のATMなどを介して借入や返済ができますし、当該銀行に口座があればその口座から自動引き落としでの返済も可能です。そのため、利便性が高いキャッシングとなります。

ただし、銀行の場合には審査がやや厳しいケースもあると言われています。消費者金融や街金などと比較した場合、銀行の場合には審査の基準がやや高いと言われているのです。ですが、必ずしも悲観する必要はありません。闇雲に審査が厳しいということではなく、これはある種のイメージでもあります。

銀行のほうが審査基準が緩いこともあるなど、人それぞれ事情は異なります。なので、消費者金融や街金などがお金を貸しだすのが本業なのに対して銀行の場合には、こうしたサービスはあくまでも提供しているサービスのひとつにすぎません。そのため、どちらかといえば消費者金融や街金などのほうが、審査もスピーディーだと言われています。

これからお金をキャッシングするべく新たな申し込みをおこなう際には、どちらかと言えば消費者金融や街金などノンバンク系の企業が用意しているキャッシングサービスに目を向けてみましょう。ただし、当該銀行にすでに口座を持っているようであれば、たとえ銀行系カードローンであっても審査がスムーズに通るようなこともあるのです。こうしたケースもある以上、必ずしも銀行を最初からあきらめるのではなく、選択肢のひとつには入れておきたいものです。

また、それぞれの業者によって返済時の利息や金利も変わります。これが銀行系のほうがリーズナブルなことも多いです。だからこそ、このような要素も含めて総合的に判断し、自分にとって最も利便性があるキャッシングサービスを活用するようにしましょう。
 

用途が自由なキャッシングの有難さとは

お金が必要なとき、キャッシングを有効活用している人は世の中に大勢います。街金や消費者金融、さらには銀行などがキャッシング可能な各種サービスを展開していますが、その利便性のひとつが目的が自由であるということです。

ローンカードの中には使用目的が限定されており、それ以外の用途には使えないケースもあります。しかし、キャッシングとしてサービスが展開されている場合、特殊な事情がない限りは自由に使えるのです。

カードローンやキャッシングはフリーローンや多目的ローンなどとも呼ばれており、自動車ローンや住宅ローンのように使用目的が限られないため、自分が使いたいものに使えるわけです。どのような事情でキャッシングを利用したいのかは人それぞれでしょうが、純粋に生活費の足しにしたいというような目的であっても構わないのです。

また、結婚式やお葬式などにかかる費用であっても問題ありません。さらにオートローンの代わりにキャッシングをおこない、支払いにあてることも可能です。さらに、まとめローンとして他社の借金を返済することができる場合もあります。また、複数の目的に使うことも含めてフリーなので、使い勝手の面から言えばとてもありがたい代物とも言えます。

さらに言えば、審査の際に融資可能上限金額が決まりますが、この範囲内であれば返済をおこないながらまた新たな借り入れをおこなうことも可能です。上限金額が仮に50万円だった場合、毎月1万円ずつ返済をしているようなケースであれば、しばらく返済をおこなったあとに借入残高が40万円などになります。このとき、またお金が必要になれば5万円や10万円などを借り入れることが可能です。

このように返済さえ滞ることがなければ借り入れに関しても自由なので、その点でも利便性の高いローンであると言えるはずです。多くの消費者金融や街金、さらにはクレジットカード会社などがキャッシングのサービスを用意していますので、これらのサービスを有効活用した上で自分自身がお金が必要になったときには有意義な使い方をしてください。